1997年

1997年9月29日

何せ陸上部でも、なんでもなかった私ですから、いったいどのくらい、どうやって走っていいかわからない・・・

とりあえずは家の近所の“巴大橋”を走ってみることにしたんですが、この2kmがめちゃめちゃ長い。
お金と携帯電話を持って往路で一度30分の休憩、その後、やっとの思いで復路を帰ってくる。

こんな調子でまずは週に2~3回頑張ったんです。
すると人間の体というものは、すばらしくできていて、途中の休憩が、必要なくなってきたんです。
お金や携帯がなくても不安はなくなり、身軽になった分より走りやすくなる。こうなってくると体もどんどん走りなれてきて、スピードもアップ。今までと同じ距離じゃ物足りなくなる。1ヶ月に一回くらいづつ距離を伸ばしていきました。

そして気が付くと4ヶ月くらいで、10kmを55分くらいで楽に走れるようになっていました!

この時点ですでに、だぶついていたお腹は引き締まり、体重にして4~5kgくらい減ってたんですよ。
後は本番(確か1997年9月27日)まで同じ練習の繰り返し。週に3回は走りましたね。不安もあったので20km走も一度だけやってみましたが、何とか走れてかなり満足!大会前で、もうすでに「頑張ってきたな~」という充実感で感動ものでしたよ。

てなわけで人間の体は「すばらしい環境適応力」があるんだ、ということを改めて実感しました。

やればできるもんだよね~重要なのはそれを維持しつづけるモチベーションかな。
ちなみに私のモチベーションは、「勝負に勝って寿司をご馳走になる」、というあまりにもちっぽけなもの・・・けどこんなことで良いんだよね。。。実際!!

 

『結果』

1997年9月28日 函館ハーフマラソン  晴れ
1時間29分34秒  103位/1024人完走中

 

最初から訳も解らず走ったことが、結果としてうまくいったようで、予想以上の成績!
これでますます来年もと、いう気になりましたね。

 

 

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